お知らせ

2017.07.25

第16回釧路ニューロサイエンスワークショップにて研究成果を発表しました

 2017年6月30日(金)から7月1日(土)の2日間、釧路プリンスホテルにて第16回釧路ニューロサイエンスワークショップが開催されました。

 釧路ニューロサイエンスワークショップは神経科学を探求する全ての分野の研究者によって構成されており、神経内科や脳神経外科の臨床医はもとより脳機能解析技術の面から工学系・理学系、また神経心理学の面からはリハビリテーション科、教育学科など多岐にわたる研究者が一堂に会して議論を交わすことのできる全国でも珍しい研究会です。
 当社からは「脈波リズムと脳血流計測を用いた職場ストレスの定量評価のこころみ」、「音声と脈波のリズムから会話のQualityを評価する」と題して、当実験の監修者である国際医療福祉大学医学部教授の中川 雅文医学博士(写真左)および当社企画本部マーケティング部長の菅沼 満(写真右)が発表を行いました。

(写真)発表の様子

 これは企業と生活者のタッチポイントとして重要性が増しているコールセンターにおける高い品質を探ることを目的とした研究です。特に生活者と直接会話をするオペレーターの音声品質とコミュニケーションのパフォーマンスの関係を見える化するものです。

 実験ではオペレーターの方に事前に癒し写真を見せたり(視覚刺激)、好きな音楽を聞かせた(聴覚刺激)後に仕事をしてもらい、その間のさまざまな生体反応の計測を行いました。NIRS(近赤外光脳機能計測装置)を用いた脳血流測定、音声解析、脈波を利用したストレス度のチェックなど多岐にわたる生体反応を横断的に解析した結果、ストレスの改善策は人によりその影響度は多様であることを確認しました。また視覚刺激、聴覚刺激のどちらの方法でも何も刺激を与えないより仕事への集中を高める効果が得られることを確認できました。

 当社では今後も引き続きニューロマーケティングの視点を取り入れ、企業と生活者とのコミュニケーションをより良くしていくための研究・開発を行ってまいります。