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2017.08.28

チラリとのぞく中身が気になる! 窓開き封筒DM活用事例[DMライブラリレポート19]

 半数弱のDMは開封されていないのが厳しい現実である。知っているお店や会社からなら一応開けてみるが、知らない企業であれば即ゴミ箱行きということもあるだろう。これをどうにか避けるために、まずは「いかに開封してもらえるか?」に工夫を凝らす必要がある。

 その一つとして封書タイプのDMでは窓開き封筒という手法がある。窓開き封筒の「窓」の役割の多くは中身に印字された宛先を表示することにある。だが、そこから一歩進んで同封物の一部を見せ視覚で中身への興味をそそる仕掛けとして活用することができる。「一応中身を確認しておこうか…」思わずそんな気にさせる窓開き封筒DM事例を三つ、弊社DMライブラリの中から紹介しよう。

お得なクーポンがチラリ、ホームセンターからのDM

(図1)クーポンを見せたDM

 一つ目はホームセンターから既存顧客へ送られた定形外封筒のDMである。図1のように宛名の下にある窓からは次回来店時に使えるクーポンが見えている。よく行く店からのDMであれば心理的ハードルも低く、クーポン目当ての開封が高い確率で期待できそうだ。

 オファーを窓からのぞかせて開封を促す、というのは非常に古典的ながら効果的な手法である。こうしたクーポンはその後財布かバッグに入れ次回行った時に使うという行動が見込めるので、できれば財布に保管しやすいようなサイズに制作したいところである。

窓から「目力」を感じるカーディーラーのDM

 
(図2)新車案内DM

 二つ目はカーディーラーからの新車案内DMである。図2のように横長の窓開き部分から新車のヘッドライトが確認できる。ご存知の通り車の正面はよく顔に例えられるが、こうしてライト部分のみをスリットから覗かせると、封筒の奥から強い「目力」が感じられ、一体どんな顔をした新車なのだろうと開封を促される。

 近年の自動車業界において生活者の関心は燃費やコンパクトさにあるため、このようにビジュアル重視のDMは車検のたびに新商品へ乗り替えるようなヘビーユーザーに向いているかもしれない。こうしたユーザーは最新最先端の流行に敏感であり、それゆえDMも「未来のわくわく感」訴求が響きそうだ。

共通ポイントデータベースを活用し「コーヒーのお供」をオファーに

 
(図3)オファーを見せたDM

 三つ目は嗜好品メーカーの新規獲得DM事例である。こちらは共通ポイントデータベースから他社嗜好品を頻繁に購入している人を抽出し送付したものである。
DMの構成は以下の通りである。

●定型の外封筒:厚みのある封筒には、丸窓からコーヒー豆の画像と「今すぐ飲めるドリップコーヒーが入っています」のコピーが見える。
●挨拶状:外封筒から見えていたコーヒー豆画像の部分が現れ、裏面には挨拶文がある。
●ブロシュア、リーフレット:嗜好品の新商品の紹介。
●試供品:オファーとしてドリップコーヒーが1杯分同封されている。

 窓から中身の一部が見えていると、全体を知りたいと言う興味が出る。これは開けてもらわないと始まらない第一関門を突破してもらう工夫の一つである。

 以上、窓開き封筒をうまく活用しているDM事例を3つご紹介した。もしあなたの携わっているDMが透明フィルム封筒で中身を全部見せている、または全く見えてないのであれば、少し隠すあるいは出すことで新たな見せ方ができるかもしれない。窓のチラリズムを活用してDMのストーリーをさらに魅力的にしてもらえれば幸いである。

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