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2018.01.04

誰もが知る超高級ブランドDM 気になる共通点[DMライブラリレポート26]

 ダイレクトメール(DM)は具体的なアクションを促すものとして、多くの場合“分かりやすさ”が優先されるメディアである。そのためデザイン的な格好良さ、スタイリッシュさは二の次になることも多い。一方ですでに十分な知名度がある企業ブランドが、販促よりもブランディング・新商品の認知拡大を目的として送付するDMでは、分かりやすさよりも格好良さを優先するようなデザインや紙面構成となっていることが多い。
 ここにDMライブラリに届いた3つの高級ブランドDMがある。これらのDMを見比べるといくつか共通点があったので紹介したい。

画像を中心に構成された高級車DM


(図1)画像をふんだんに使用した高級車のDM
 こちらは国産高級車のDMである。

◎封筒:車の「目力」であるヘッドライトの画像とQRコードのほかは、フェアタイトルとロゴが小さく掲載されているのみである。
◎ブロシュア:表紙も車の画像の上にフェアタイトルが書かれている他はQRコードとロゴだけである。中面のレイアウトも各ページ統一されており、画像を中心とした構成となっている。整然と並ぶ車の画像の横に控えめに説明文が添えてある。色調もモノトーンに抑えられており、先進的で未来的なイメージを喚起させている。

黒に伝統と重厚さを込めた腕時計DM


(図2)モノトーンで重厚さを表現したDM
 こちらは時計店からの高級腕時計ブランドの催事のお知らせDMである。

◎封筒:黒のスクエア型で表面には催事のタイトルと期間が記載されているのみである。
◎ブロシュア:ブロシュアもスクエア型で色も封筒と同じ黒で統一されている。表紙にはロゴと文字盤のビジュアルが大きく描かれておりインパクトを与えられる。中に挟みこまれている挨拶状にはブランドの歴史と催事の案内が記載され「ご来場をお待ちしております」の一文で締めくくられている。DM内で唯一行動喚起を促すコピーとなっている。

真っ白さとシンプルさ、上質さを出した高級化粧品DM


(図3)白く上質感のあるDM
 こちらは高級化粧品ブランドから届いた新商品の案内DMである。

◎封筒:白いスクエア型の封筒にはシンプルにロゴのみが配置されている。
◎ブロシュア:真っ白な三つ折りのスクエア型ブロシュアは、表紙の中央に英字タイトルのみがある。中面の文章はすべてセンタリングして構成されており、サンプル同封と来店促進のオファーについて記載されている。貼付されているサンプルを外すと商品ボトルの線画があり、その下に商品説明がある。説明文はカタカナ用語を多用し、ブランドの世界観を感じさせる。

 以上3点のDMは、いずれも可能な限り情報をそぎ落としシンプルな構成で作られているのが特徴的だ。

共通点を挙げると、

●黒や白を中心としたモノトーンの色調
●封筒と同封物の形状を揃え、ツールごとに統一感がある
●情報量は少ない
●アルファベットやカタカナ用語を多用

といったところである。これらは企業によっては説明不足で不親切なDMになる可能性が高い。圧倒的な知名度や確立されたブランド力があるがゆえに実現できている手法ではあるが、「高級感」を醸し出す要素の一部としてご参考にしていただければ幸いである。

本記事でご紹介したDMを実際に手に取ってご覧になれます!
(著作権の関係上、実物の画像を掲載しておりません)


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