Direct!トレンドビュー

2018.08.06

「顔」があるとつい見てしまう現象を活用したDM事例[DMライブラリレポート38]

 人の脳には、瞬間的に「顔」に注目し無意識のうちに目で追ってしまう働きがある。図1右のヒートマップ画像は左の画像に視線計測を行った結果を示しており、スフィンクスの顔の部分が見られていることが分かる。

(図1)視線計測のヒートマップで「顔」が見られている

 この脳の働きをうまく利用すると、見てほしいところの近くに「顔」を載せることで、受け手の視線を瞬時に引き付けることができる。そんな効果を活用しているダイレクトメール(DM)の事例をご紹介する。

化粧品メーカーのDM


(図2)化粧品メーカーのDM
 こちらは化粧品メーカーの通販DMである。白ベースのシンプルな表紙の下半分にカメラ目線の女性モデルの顔が大きく掲載されている。中身は化粧品の紹介DMだがこの表紙には商品写真はなく、まるで女性と目が合っているかのように感じる。まず視線を引き付けて、そこからDMに興味を持たせるような作りになっている。

ヨガスタジオのDM


(図3)ヨガスタジオのDM
 こちらはヨガスタジオから休眠会員へ送付された、大判はがきDMである。
 イラストの女性がヨガのポージングをしながらこちらを見ている構図だ。「顔」はもちろん写真である必要はなく、この事例のようにイラストでも構わない。女性のイラストの周囲にあるコピーに興味を持てばそのままDM開封と再来店へとアクションを促されるであろう。

ベビー服専門店のDM


(図4)ベビー服専門店のDM
 こちらはベビー服専門店の通販DMである。定形外のフィルム封筒から、中のカタログが見えている。
 図のように二人のかわいらしい赤ちゃんがカタログの洋服を着用して座っている様子が映っている。この事例では掲載要素が少なく、視線があまり散漫にならないようレイアウトされている。このように複数人の「顔」が写っていても、デザイン・レイアウトを工夫できればうまく視線を誘導できるだろう。

ペットフード通信販売店のDM


(図5)ペットフード通信販売店のDM
 最後にご紹介するのはペットフードのDMである。ペットフードの購入履歴のあるユーザー向けにDMで無料サンプルを送付するものだ。サンプルの商品写真よりもペットの「顔」を大きく載せている。封筒右上にはカメラ目線のネコの顔、右下にもネコの全身写真があるが、まずネコの顔を見てしまう。動物でもしっかり視線を集めることに成功している。

 以上の事例は全てダイレクトメールの外面に「顔」を載せている。これはDMを思わず手に取り中を見たくなってもらうための「開封促進」の一つの武器となりそうだ。それぞれの商品やサービスに応じてふさわしいモデル・動物・イラストなどを選択し、視線が散漫にならないようにデザインすれば開封率アップに大きく貢献できるだろう。

本記事でご紹介したDMを実際に手に取ってご覧になれます!
(著作権の関係上、実物の画像を掲載しておりません)


【見学無料・完全予約制】
「DMライブラリ」ではLABOLISが15年かけて収集した約5万点のダイレクトメールを業界別に収蔵しています。ご見学は無料ですので、ぜひお越しください。


※コーポレートサイトに移動します。
【ご入力必須事項】
入力フォーム最下部のお問い合わせ内容入力欄に以下をご入力ください。
●「DMライブラリ見学希望」
●ご覧になりたいDM
 ※内容によってはご希望に添えない場合がございますのでご了承ください。
●ご希望の見学日時と場所
 ※受付時間 10:00~17:00(土日祝祭日及び弊社休業日を除きます。)
 ※予約状況の関係上、ご希望に添えない場合がございますのでご了承ください。
 ※拠点一覧はこちらをご確認ください。

追って担当者からご連絡いたします。ご予約お待ちしております。

関連事例・調査レポートダウンロード

  • DMライブラリ2017年度統計資料
    DMライブラリ2017年度統計資料
    DMライブラリに2017年度集まったDMの統計情報をまとめました。

    PDFをダウンロードする




お問い合わせの後の流れ
お問い合わせの後の流れ

記事についてのお問い合わせ・ご相談はこちら

※コーポレートサイトに移動します。