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2018.09.18

「重要なお知らせ」の伝え方。DMでの注意喚起の方法とは[DMライブラリレポート40]

 「重要なお知らせ」「必ずご確認ください」など、通知物やDMで強い注意喚起や危機訴求を行い、行動を促すことがある。自身の健康やお金に関すること、法的な手続きが必要なものから加入サービスの変更の案内などその緊急度合いはさまざまだが、高い開封・閲読率を求められるものだ。そんな重要度の高い通知物について各社がどのような注意喚起を行っているのか、事例をいくつかご紹介したい。

システムキッチンの使用に関する注意喚起DM

 

(図1)エネルギー会社のDM
 こちらはエネルギー会社からの圧着はがきである。
 宛名下部に「重要」から始まるコピーが記載されており、黒文字だけのビジュアルが事務的で無機質な印象を与える。内容は利用中のガスコンロの仕様によっては、システムキッチンの引き出しが接触してガス栓破損につながる恐れがあるという注意喚起である。ガス漏れは重大な事故につながりかねないため重要度の高い案内であるが、色を多用していないDM全体のデザイントーンそのものが危機訴求の演出になっている。

ガス機器を安全に使うためのお願い


(図2)エネルギー会社のDM
 続いてもエネルギー会社からのDMである。定型サイズの封筒の右上に「転送不要」のマークがあり、いかにも重要度の高い郵便物であることがわかる。
 封筒と挨拶状はいずれも赤帯に白抜き文字で「ガス機器を安全にお使いいただくためのお願い」とのコピーがあり、どのような内容が書かれているのか一目で分かりやすい。その他の文章は黒文字で記載されており、赤帯がより目立つ配色となっているため、重要性が伝わりやすい。

保険の期限切れ注意喚起


(図3)保険満了案内のDM
 こちらはバイクの保険満了日の案内である。宛名面には赤字で「重要」の文字、中面は「自賠責保険の契約期間は切れていませんか?」と保険の期限切れをお知らせするもので、契約満了日や車台番号などが印字されている。重要なポイントでのみ赤色が使用されており、他は全て黒一色とシンプルな配色だ。「自賠責保険・共済に加入していなかったら」と罰則規定や多額の損害賠償金のリスクを説明することで、より具体的な危機感を持たせている。

自治体からの給付金案内


(図4)自治体のDM
 こちらは自治体からの通知物である。黄色の定形封筒に赤く「重要」の文字と、宛名下にも「期限がある大切なお知らせです。必ず開封確認してください。」とこちらも赤文字で記されている。同じ面に制度名の略称マークも記載されているのでこの封筒を見ただけで案内の内容も想像できる。
 同封のブロシュアでは「○○○○○の案内」と赤帯に白抜き文字のタイトル、提出期限も赤文字で記載されており、封筒同様重要なポイントに赤色を活用している。

カード会社からのポイントシステム変更手続き


(図5)クレジットカード会社のDM
 こちらはクレジットカード会社からの大判圧着DMである。サービス内容変更に伴う手続きの必要性を訴求している。宛名面は文章のみだが、重要な箇所に黄色いマーカーを引いたり赤文字の使用、フォントサイズを大きくする、下線を引くなど目立たせたいポイントの強調を行っている。登録手続きをしなかった場合「特典をご利用いただけなくなります」と記載があるのも、アクションを起こさないことへのデメリットを伝えるというオーソドックスだが有効な手法だ。
 開封すると中面では感嘆符のアイキャッチとともに利用できなくなる特典が具体的に示されている。黄色に黒文字の「!」は注意喚起として目を引くアイコンだ。

リコール商品交換・送付の事前案内


(図6)リコールのDM
 こちらはインターネットサービス会社からのはがきである。内容は使用機器の部品にリコールがあり、交換商品送付の事前の告知である。タイトル部分のみ赤文字で後は黒文字で淡々と説明文が綴られ、事務的だが内容の重要性が伝わってくる。

インターネットバンキングを安全に利用する為のお知らせ


(図7)信用金庫のDM
 こちらは信用金庫から届いたA4サイズの大判圧着DMだ。宛名面には赤帯に白字で「重要なお知らせ」と大きく書かれ、開封誘導の矢印がつけられている。
 内容はインターネットバンキングの不正利用防止を訴求するもので、裏面では注意喚起を促す黄色い三角に「!」マークがあり、黄色の帯に黒文字で注意喚起のコピーが記載されている。

保険満了と次のオススメプランのご案内


(図8)保険満期終了のDM
 最後にご紹介するのは保険会社からの満期終了をお知らせする圧着はがきである。裏面には「重要」と書かれた赤帯と保険期間満了以降は保証が受けられなくなるという注意のコピーが赤文字で記載されている。中面では三角に「!」マークや注意喚起のコピーのみ赤文字が使用され、その他の文章は黒文字のためポイントが分かりやすくなっている。

 以上、注意喚起を行っている通知物をご紹介した。注意喚起に使用されている色は基本的に黒文字でポイントで赤色地に白抜き文字や、黄色地に黒文字などの配色が多く見受けられた。危機訴求にはこうした色使いがスタンダードであることがうかがえる。
 リスクの感じ方は人によってさまざまだ。リスクを感じる要素やその度合いに応じて表現を変えることで反応率を高められる可能性がある。興味のある方はぜひこちら(ニュースリリース:危機感を抱かせてリスク回避の行動を促す! 「リスク感度データベース」を活用したサービスを提供開始)を参考にしていただきたい。

本記事でご紹介したDMを実際に手に取ってご覧になれます!
(著作権の関係上、実物の画像を掲載しておりません)


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