FOCUS of LABOLIS

2015.07.06

「DM Week 2015」セミナーレポート 黙っていても相手の気持ちが分かる?ニューロ・コミュニケーション時代の到来

黙っていても相手の気持ちが分かる?ニューロ・コミュニケーション時代の到来

DM Week 2015 セミナーレポート

電通サイエンスジャム(DSJ)は、神経科学の知見を踏まえたコミュニケーションシステムの事業開発に取り組んでいます。神谷俊隆氏は「潜在意識を基にしたコミュニケーションができる未来がやってくる」という想定のもとに、脳波で動く猫耳型カチューシャ「necomimi」(集中すると耳が立ち、リラックスすると耳が寝る)の商品化や、「気になる度」の高かったシーンをスマホで自動録画する「neurocam」などを開発しています。

 これらの製品の技術的なベースになっているのが、同社のCTO(最高技術責任者)でもある満倉靖恵准教授が研究している脳波測定技術です。満倉准教授は、脳波の周波数に注目し、組み合わせによって好き、興味、集中、眠気、ストレスの5つの感性を簡易的に分析できる「感性アナライザ」を開発。生体信号の中でも、ノイズが多いことから具体的な利用が見送られてきた脳波をリアルタイムで測定することで、「気付かなかった感性を、瞬時に捉えることが可能になった」と満倉准教授。この技術は視線計測と組み合わせて、トッパンフォームズのDM、帳票の評価にも使われています。

profile

満倉 靖恵 氏(みつくら・やすえ)●慶應義塾大学理工学部准教授。生体信号処理、脳波解析、画像意味理解、印象解析などをキーワードに、マルチメディア信号処理や生体信号解析に関する研究を行っている。
神谷 俊隆 氏(かみや・としたか)●株式会社電通サイエンスジャム代表取締役。電通コミュニケーション・デザイン・センターにて、脳波コミュニケーションツール「necomimi」などのプロデュースおよび事業開発を担当。2013年より現職。
コーディネーター:菅沼 満(すがぬま・みつる)●トッパン・フォームズ株式会社 企画本部マーケティング部 部長。

(所属、役職は2015年7月1日時点のものです)

お問い合わせの後の流れ
お問い合わせの後の流れ

記事についてのお問い合わせ・ご相談はこちら

※コーポレートサイトに移動します。